MUKU-DATA  ウォールナット平割材 t38.1mm プレナー加工

弊社にある万能機(自動鉋機)は巾500mmまでしか削れない。
300mm程度の平割材の材面の様子を見たかったので削ってみた。
帯鋸で製材され人工乾燥機に入られたウォールナット平割材は
そのままのラフな状態だとほぼ材面の様子がわからない。
なんとなく木目があるような・・・ くらいザラザラしている。

あれ?これ白太入ってたの・・・?って 一枚は白太付きだった。
同じウォールナットでも2枚の材面はとても違っていた。

材を扱う中で楽しい作業の一つは削る作業。
予想外の木目が顔を出したりする。

丸太を挽くとき、乾燥させて分からなくなった材の表面を削る時、
仕上げた材に塗装をする時、
自ら材を選び、頼んでいたものができあがったとき、
建築の中で選んだ材に毎日触れるとき、
それぞれに材を見て触れる楽しみの瞬間かと思う。

もっと材木、身近に材木を! と願い続けている。